数学苦手でプログラマーですが、何か?

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原因を汲み取る問題解決スキル

原因を汲み取る問題解決スキル

プログラマーを目指すなら、まずはプログラミング言語を学ぶことから始めるかもしれませんが、それと同様に重要な要素がもうひとつあります。一人前のプログラマーとして活躍していくためには、むしろその要素があるかどうかが仕事の質を左右することになるでしょう。

問題解決スキルとは

プログラミングにかかわらず、何か問題が起こった時に自分がまずどう考えるかを想像してみてください。今の時代はインターネットがすぐ手元にあるということもあって、考える前にまず検索という人も多いのではないでしょうか。仮にそれで問題を解決できたとしても、本当の意味で自分自身の頭を使ったとは言いきれないかもしれません。プログラミングをしていけば、必ず何か問題が発生します。その時にどう解決して先へ進むかをまず自分で考えるという習慣を持たなければなりません。考えてもわからないことは調べなくてはなりませんが、その判断も含めてまずよく考えるということが問題解決スキルを養っていくために欠かせない工程です。
また、普段から新しいことや知らないことに対する興味を持ち、知識を取り入れつつ実際にやってみることで経験値が上がります。そうすると、プログラムに何か問題があった時に知識の引き出しから解決方法を取り出すことができるようになるでしょう。

まずは何が問題なのかを把握する

問題を解決するには、まず何が問題なのかを突き止めることが大切です。当たり前のことと思うかもしれませんが、意外にこの段階で躓いてしまう人が多いのです。もし原因を把握することができたなら、後はそこから理論立てて考えていけば案外あっさりと問題が解決してしまうこともあります。問題が起こったらまず考えて、それでもわからなかったら人に聞いたり調べたりしてわからない部分を補うようにしましょう。そのような経験を積み重ねていくことで徐々に専門知識や技術も向上するはずです。

思いつく方法を試してみる

プログラマーになったばかりの人が、ベテランのごとく問題を解決するのはかなり困難かもしれません。プログラマーになったということは、パソコンが操作できるようになるまでのプロセスがあったはずなのですが、説明書を読みながらひとつひとつの操作を覚えていったという人は少ないのではないでしょうか。おそらくは、あれこれと試しては失敗したり、調べてはやり直したりということを繰り返しながら、いつの間にかパソコンがわかるようになっていったという人が多いことでしょう。
プログラミングに関してもやはり同様のプロセスが必要です。問題にぶつかった分だけ経験が増えるわけですから、とにかく思いつく限りを試してみるようにしていくことが大切です。

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