数学苦手でもプログラマーになるための知識とは
数学苦手でプログラマーですが、何か？
IT業界の中でもWeb関連のプログラマーを目指しているならば最低限知っておくべき事柄はいろいろとありますが、数学苦手で未経験からとなると、基礎知識と言われる内容でも難しいものに感じるかもしれません。しかし、そこでひるんでしまうのではなく、コツコツと知識を積み上げていくようにしましょう。以下で取り上げる内容は、Web系のプログラマーに必須とも言える知識ばかりですので、細かいことまですぐに理解できなくても、全体像を把握しておくようにしましょう。
Web系のプログラマーを目指すならば、ゆくゆくはJava、PHP、Peal、Ruby、Pythonなど様々なサーバーサイドのプログラミング言語を使用することになりますが、一体どれから覚えていけばいいか迷ってしまうことでしょう。最近のWebサービスもシステムが複雑化してきていますが、言語がいろいろとあるサーバーサイドに対してクライアントサイドはほとんどJavaScriptのみとなっているので、最初に覚える知識としてはJavaScriptが最適と考えられます。まずはここから覚えていくようにするのがおすすめです。JavaとJavaScriptは、名前が似ているので同じような内容と思われることがありますが実際は全く別物です。どちらもプログラミングをやっていくつもりなら知っているべき言語ではありますが、覚えやすさや使いやすさの面からも、まずはJavaScriptから始めてみるようにしましょう。
ユーザーからのログインや登録、投稿などの表示を扱うWeb系のサービスを構築していく時には、データベースの操作が不可欠になります。データベースは複数ありますが、初心者におすすめなのはMySQLです。これを覚えておくと後に何かと便利なので、最低限覚えておいた方が良いでしょう。
Webでユーザーから入力されたテキストに必要事項がきちんと入っているかをチェックしたり、記号を変換したりする場合に正規表現という方法を使うことになります。Webサービスには欠かせない入力データの管理にかかわる分野は必ず抑えておきたいポイントになりますから、初めはなかなか理解しにくくても、全体の概要を大まかにでも理解しておいた方がその後の学習にも何かと便利でしょう。
プログラミングと言えば真っ黒の画面にカタカタと文字が打ちこまれていくところを想像するかもしれませんが、その黒い画面をターミナルと呼びます。ターミナル上で実行するコマンドとしてLinuxコマンドをマスターしておく必要があります。そして、そのターミナル上で編集を行うアプリケーションがVimです。この使い方を覚えておけば効率良くテキストを編集することが可能になるので、LinuxとVimはセットで知っておきたい基礎知識です。
