数学苦手でプログラマーですが、何か?

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業務の基本であるコミュニケーション

業務の基本であるコミュニケーション

ITエンジニアに必要なのはコミュニケーション力だということをよく耳にするのではないでしょうか。数学が苦手なプログラマーがいるのと同じように、コミュニケーション力に自信のない人もいることでしょう。では、具体的にプログラマーに必要なコミュニケーション力とはどのようなものなのでしょうか。

特別身構える必要は全くない

結論から言えば、プログラマーに求められるコミュニケーション力は高くて損をすることはもちろんありませんが、言葉巧みに人とそつなく会話できるほどのレベルでなくても問題はありません。プログラムを作るにあたってはクライアントと相談をするという場面なども出てくると思いますが、必要なことをわかりやすく伝え、聞いておく必要があることをしっかりと相手から聞きとることができれば仕事は成り立ちます。ですから、最低限度のコミュニケーション力は必要ですが、全く人と関わることができないという極端な状態でもない限り、あまり心配する必要はないでしょう。

相手の話によく耳を傾ける姿勢を持つ

プログラマーはプログラムという作品を作り上げていく職人さんです。良い職人さんは、決して話上手な人ばかりではありませんが、お客さんが何を望んでいるかを的確に把握してそれを作品に反映させていきます。プログラミングを仕事としていくには、自分の作りたいものではなく相手が作りたいものを形にしていかなければなりませんから、依頼主の話をよく聞くという姿勢が大切になります。そして、どのようなプログラムをイメージしているのかをしっかりと掴むことが重要です。コミュニケーションというと何かを話さなければならないと考えてしまう場合もあるかもしれませんが、大切なのは人の話をよく聞くということなのです。

想像する力を手に入れるために

プログラマーがするべき一番の仕事は、依頼通りのプログラムを作ることです。ですから、高い技術があればそれだけでも重宝されることになるでしょう。しかし、コミュニケーション力は社会人として必須のスキルでもありますから、職場でのコミュニケーション力を高めるためにも、同僚やクライアントとの関わりの中で日々成長していく努力をしたいものです。話すのが苦手なら聞き手にまわることもできますし、話すべき話題を持つために様々な分野の情報に触れておくと良いでしょう。そして、コミュニケーションが上手な人を観察して、良いと思った部分を自分流に取り入れていくようにしてみましょう。
大切なのは、話す相手が何を言いたいのかを的確に想像する力です。いきなり何でもうまくこなそうと思うのではなく、一歩ずつ成長していけるよう、落ち着いた気持ちで仕事と向き合っていくようにしていきたいものです。

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